風邪をこじらせて実感した「漢方の底力」と「のどケアの大切さ」

7月のはじめ、私自身が風邪をこじらせるという初めての経験をしました。

原因は、暑さ対策で夜にエアコンを強くかけたまま寝てしまったこと。

普段なら葛根湯や麻黄湯などの初期対応で早めに回復できるのですが、今回はなかなか治らず、のどの症状が長引きました。

朝は漢方を飲んで元気に出勤できても、日中に声を使いすぎると、午後にはのどがガラガラに…。

そんな状態が数日続き、「のどを潤す漢方」のありがたさを、身をもって実感しました。

さらに、食欲が落ちたある夜、何気なく食べた果物で鼻炎症状が急に悪化🍑

果物の摂り方ひとつで体にこれほど影響が出ることを、改めて学びました。

そして一度だけ、「試しに」と市販の西洋薬の咳止めを服用してみました。

すると、たしかに2時間ほど咳はピタリと止まったのですが、その後に思わぬ落とし穴が…。

配合されていた抗ヒスタミン薬の影響で鼻とのどがひどく乾燥し、逆に咳き込みが悪化してしまったのです😣

結局、漢方での体質に合ったケアが一番安心できると、あらためて再確認しました。

今回の体験は、生活や食事のアドバイスにもつながる貴重な学びとなりました。

「風邪くらい」と油断せず、日々の体調管理と、体にやさしい選択がいかに大切かを、皆さんにもぜひ知っていただきたいと思います。

現在、風邪をこじらせる方が増えています。

「なかなか治らない」「のどや咳が長引く」など、気になる症状があれば、お早めにご相談ください。

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